top of page
胸郭出口症候群

つり革、洗濯物、パソコン作業。腕の位置で変わるしびれを確かめます

電車でつり革につかまると腕がだるい。洗濯物を干していると手がしびれる。パソコン作業の終わりには、小指側まで重くなる――。胸郭出口症候群では、首から腕へ向かう神経や血管が通る場所で負担を受け、肩・腕・手に症状が現れます。ただし、似た症状を起こす病気も多いため、腕の位置や手の変化を丁寧に確認します。

こんなお悩みありませんか?

腕を上げて作業すると、肩から手までしびれる

リュックや重いバッグを持つと、腕がだるくなる

パソコン作業中、小指側や前腕がピリピリする

髪を乾かす、洗濯物を干す動作を続けにくい

手が冷たい、色が変わる、握る力が落ちたと感じる

しびれる場所、腕を上げていられる時間、手の色や温度の変化、力の入りにくさをお聞かせください。首の向きや肩甲骨の位置を変えたときにどう変わるかも、状態を整理する手がかりになります
胸郭出口症候群とは

首から腕へ向かう神経の束や血管は、首の筋肉の間、鎖骨と第1肋骨の間、胸の前にある小胸筋の下を通ります。この通り道で圧迫や牽引を受け、肩から腕の痛み・しびれ、だるさ、握力低下などが現れる状態を胸郭出口症候群と呼びます。

日本整形外科学会は、つり革や物干しのように腕を上げる動作で症状が出ること、小指側のしびれや細かな作業のしにくさを伴うことがあると説明しています。血流が影響を受ける場合は、手が白っぽい、青紫色になる、腫れるといった変化を認めるケースもあります。

出典:日本整形外科学会『胸郭出口症候群』―症状・病気をしらべる

腕の位置と肩甲骨の動きを見る理由

腕を上げるとしびれる方でも、肩甲骨の支え方、首や肘の位置、荷物の持ち方によって症状の出方は変わります。BlueLine整骨院では、しびれた場所だけを見るのではなく、腕を上げる、物を持つ、キーボードを打つといった動作のなかで、どこへ負担が集まっているかを確認します。

2024年に国際的な専門家グループがまとめた報告では、神経性の胸郭出口症候群について、手の筋肉が明らかにやせている場合や強い筋力低下がある場合を除き、まずは手術以外の方法から進める考え方が示されています。腕の使い方を調整し、動きや筋力を段階的に見直す余地があります。

出典:Chim H, et al. Plastic and Reconstructive Surgery - Global Open. 2024;12(8):e6107. PMID: 39206209.

リハビリテーションに関する2024年の解説では、肩甲骨まわりの筋力、胸郭の動き、呼吸、腕を使う作業量などを段階的に整える方法が紹介されています。胸を張り続ける、肩を強く下げ続けるといった一律の姿勢ではなく、症状が増えにくい腕の位置や動かし方を探していきます。

出典:Hock G, et al. Journal of Athletic Training. 2024;59(7):683-695. PMID: 39048118.

BlueLine 整骨院で確認すること

いつから、どの指までしびれるか、腕を上げる・荷物を持つ・眠る姿勢でどう変わるかを伺います。手の冷たさや色、腫れ、握りにくさ、首痛の有無も確認します。

首・肩・肘の動く範囲、腕や手の力と感覚、肩甲骨と胸郭の動きを見ます。腕を上げる動作は無理に長く続けず、症状が出るまでの時間と、腕を下ろした後の戻り方を確かめます。FMSなどの全身評価は、必要性を判断したうえで用います。

施術の考え方と進め方

確認した内容をもとに、首・肩・胸郭まわりへの穏やかな手技、肩甲骨を支える筋力練習、呼吸や背中の動きを組み合わせます。しびれを我慢して腕を伸ばし続けるのではなく、症状が強くならない範囲から始めます。

デスクワークでは肘を支える、バッグの重さを左右へ分ける、洗濯物を干す時間を区切るなど、腕を同じ位置に置き続けない工夫も考えます。施術の前後には、腕の上げやすさや手の感覚をもう一度確認し、その日の変化を共有します。

当院は整形外科を母体とする法人グループです。問診や身体の状態から医師の診察が必要と考えられる場合は、整形外科への受診をご案内します。

BMK 整体による矯正

姿勢や身体の動きを確認し、関節や筋肉へ過度な負担をかけない範囲で調整します。

一律に強い刺激加えるのではなく、その日の状態に合わせて進めます。

モビライゼーション・ストレッチ

動きにくくなっている関節や筋肉をやさしく動かし、施術前後の動かしやすさを確認します。動かす範囲や伸ばす強さは、症状に合わせて調整します。

77352F76-CBAD-401A-905F-C04513A513B5.png
運動療法によるカラダづくり

症状が落ち着いてきた段階で、日常生活に必要な動作を保つための運動を取り入れます。ご自宅でも続けやすい内容をご案内しますので、できる動作を少しずつ増やしていきましょう。

生成拡張.png
次の症状があるときは、医療機関へご案内する場合があります

下記のような症状の場合は、当院での施術に先立って医療機関への受診をご案内する場合があります。

• 手や腕が急に白い・青紫色になり、冷たさや腫れを伴う
• 握る力が明らかに落ちた、または手の筋肉がやせてきた
• 安静にしていてもしびれや痛みが強く、短期間で明らかに悪化している
• 首を動かすと両手がしびれる、歩きにくさを伴う
• 転倒や事故、スポーツでのけがのあとに医療機関を受診していない、または症状が強くなっている

腕や手のしびれで相談先に迷っている方へ

『腕を何分上げるとつらい』『小指側がしびれる』といった具体的な変化は、施術や運動を考える手がかりになります。BlueLine整骨院では、首・肩・肩甲骨の動きと実際の作業姿勢を確認し、その方に合う腕の使い方を一緒に探します。相談先に迷う場合もお声がけください。

bottom of page