肩こり
首・肩だけでなく、仕事や家事での身体の使い方から考えます
夕方になると首から肩が重い。パソコン作業を続けると肩甲骨の内側まで張ってくる。
振り向きにくく、仕事や家事に集中できない――。
ひとことで肩こりといっても、感じ方や起こりやすい場面は人によって異なります。
肩をもむだけでなく、首や肩関節の状態、同じ姿勢を続ける時間、身体の使い方まで確認することが大切です。

こんなお悩みありませんか?

首から肩にかけて重だるく、手で押したくなる
デスクワークやスマートフォンのあとにつらくなる
振り向く、上を向くなど、首を動かしにくい
肩こりと一緒に頭痛や目の疲れを感じる
マッサージを受けても、しばらくすると同じ場所がこる
ひとつでも当てはまる場合は、肩の硬さだけでなく、
症状が出る時間帯や姿勢、首・肩甲骨の動きなどを整理すると、対策を考えやすくなります。
肩こりとは
肩こりは、首すじや首のつけ根から肩、背中にかけて感じる張り、重だるさ、痛みなどの総称です。日本整形外科学会では、首の後ろから肩・背中へ広がる僧帽筋が中心となる一方、関係する筋肉は複数あると説明しており、頭痛や吐き気を伴う場合もあります。
出典:日本整形外科学会『肩こり』―症状・病気をしらべる
厚生労働省の国民生活基礎調査でも、肩こりは男女ともに訴えの多い症状の上位にあると報告されています。よくある症状ではありますが、頚椎や肩関節の病気、目の酷使などが原因で現れることもあります。BlueLine 整骨院では、肩の硬さだけでなく、振り向く、腕を上げる、長く座るといった動作で症状がどう変わるかを確認します。そのうえで、手技やストレッチ、運動を組み合わせ、日常生活のなかで首や肩を動かしやすくする方法を一緒に考えます。
出典:厚生労働省『厚生統計要覧(令和 6 年度)』/国民生活基礎調査
日常のどんな場面で負担がかかる?
ノートパソコンをのぞき込む、スマートフォンを胸元で見る、包丁やアイロンを使うために下を向き続ける。
このような姿勢だと、頭を支える首や肩まわりの筋肉が休みにくくなります。
片側だけでバッグを持つ、電話を肩に挟むといった習慣も、左右どちらかへ負担が偏るきっかけになりえます。
厚生労働省の情報機器作業ガイドラインでは、画面を見続けたり一定の姿勢を長く保ったりすることによる、眼・首・肩などの疲労に配慮するよう示されています。画面の上端を目の位置より下にし、画面との距離をおおむね 40cm 以上確保することなども紹介されており、日常生活姿勢への配慮が肩こりの予防に大切だと考えられます。
出典:厚生労働省『情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン』令和 3 年改正
姿勢を一度正せば解決するわけではありません。同じ姿勢を続ける時間、休憩を取れるか、運動量、睡眠、精神的な緊張なども含めて考えると、ご自身の肩こりがどの場面で強くなるかが見えやすくなります。
肩こりを繰り返す背景
肩がつらいと、首を動かさず身体ごと振り向いたり、肩をすくめたまま作業したりすることがあります。
そうした動きが続くと、首や肩甲骨を動かす機会が減り、さらに同じ筋肉へ負担が集まりやすくなります。
オフィスワーカーの慢性的な首の痛みを対象にした 2024 年のシステマティックレビュー(複数の研究を一定の基準で集め、結果をまとめて検討した研究)では、首・肩・肩甲骨まわりの筋力トレーニングが、痛みや生活上の支障を減らす可能性が報告されています。
出典:Jones LB, Jadhakhan F, Falla D. Applied Ergonomics. 2024;117:104216
運動の内容や強度は、現在の症状や首・肩の動きに合わせて調整するのが望ましいです。
そのため、肩をほぐすだけで終わらせず、肩甲骨や胸椎の動き、仕事中の姿勢、休憩の取り方を一緒に見直しましょう。
運動は回数だけに拘らず、症状を強くならない範囲で、生活のなかで続けられる内容を選びましょう。
BlueLine 整骨院で確認すること
まず、いつからつらいのか、朝と夕方で違いがあるか、どの姿勢や動作で症状が強くなるかを伺います。パソコンやスマートフォンを使う時間、家事・育児、運動、睡眠、過去の首・肩のけがについても、差し支えない範囲でお聞きします。
そのうえで、首と肩関節の動く範囲、肩甲骨の動き、筋力、感覚や手の力などを確認します。振り向く、腕を上げる、物を持つといった実際の動作も見ながら、『この姿勢では肩をすくめ続けています』など、できるだけ分かりやすい言葉で状態をご説明します。FMS などの全身評価は、必要性を判断したうえで用います。
施術の考え方と進め方
評価した内容をもとに、首・肩・肩甲骨まわりへの手技、胸椎や肩甲骨の動きを促す運動、体幹や肩まわりの筋肉を使う練習などを組み合わせていきます。症状の強さや経過、生活背景は一人ひとり違うため、全員に同じ施術を行うわけではありません。施術後には首や腕の動きをもう一度確認し、変化を共有します。
ご自宅では、状態に合わせたストレッチや運動をご案内します。仕事中に肩の力を抜くタイミング、画面や椅子の位置、小休止の取り方など、普段の生活へ取り入れやすい工夫も一緒に考えていきましょう。
当院は整形外科と提携した法人グループです。
問診や身体の状態から医師の診察が必要と考えられる場合は、整形外科への受診をご案内します。
BMK 整体による矯正
姿勢や身体の動きを確認し、関節や筋肉へ過度な負担をかけない範囲で調整します。
一律に強い刺激加えるのではなく、その日の状態に合わせて進めます。

モビライゼーション・ストレッチ
動きにくくなっている関節や筋肉をやさしく動かし、施術前後の動かしやすさを確認します。動かす範囲や伸ばす強さは、症状に合わせて調整します。

運動療法によるカラダづくり
症状が落ち着いてきた段階で、日常生活に必要な動作を保つための運動を取り入れます。ご自宅でも続けやすい内容をご案内しますので、できる動作を少しずつ増やしていきましょう。

次の症状があるときは、医療機関へご案内する場合があります
下記のような症状の場合は、当院での施術に先立って医療機関への受診をご案内する場合があります。
• 手や腕のしびれが強くなる、握力が落ちた、細かい作業がしにくい
• 発熱を伴う、または安静にしていても強く痛む
• 転倒や交通事故のあとで医療機関を受診していない、または痛みやしびれなどの症状が強くなっている
• 腕を動かせないほど痛む、または症状が次第に強くなる
• 胸の痛み、息苦しさ、冷や汗などを伴う
出典:日本整形外科学会『肩こり』『頚椎症性脊髄症』―症状・病気をしらべる
肩こりでお困りの方へ
肩こりは、硬い場所だけでなく、『いつ、どんな姿勢でつらくなるか』を知ることが状態を整理する手がかりになります。
BlueLine 整骨院では、評価、施術、再評価、運動の順に進め、現在の状態と今後の取り組みをその都度ご説明します。
